金曜日, 3月 09, 2007

PC遍歴(2) ~MSXの時代

ファミリーベーシックに始まったPCへの道。
中学生になり、順調・順当にMSXにはまります。

ファミリーベーシックは、その名の通り、「ベーシック」言語が基礎です。
ですので、ベーシックはちょっとは…、
と思いきや、当時はほんとに雑誌掲載のプログラムを打ち込むだけ。
小学生で、お子ちゃまだったこともあり、全然理解はしていません。

しかし、中学生だったMSX時代は違います。
ベーシック言語を駆使し、色んな事をやります。

まずは、まぁ、雑誌とかに掲載されているプログラムを入力するだけ。
ちょうど週間アスキーでも最近特集されてましたが、
この、プログラム入力→実行→間違い発覚、添削
の流れ。添削の大変な事大変な事。

って、そんな愚痴はおいといて。

この期の終盤にはプログラムも自作し始めます。
友人(のお父さん)が割とプログラムを作れる人で、友人はそれを自慢気に僕に見せます。
(自作したゲーム一覧が初期画面にあって、番号を押すとそのプログラムがロード・実行されるもの)

この、メニュープログラムに憧れを抱いた僕。
「ふんふん、起動時に実行するプログラムは、“Autoexec”ってファイル名にすればいいのね」
とか、入力待ちの方法とか、画面に罫線(というか力技で線を引いただけ)を引く方法、とか。
それらの発想を繋ぎ合わせてメニューを完成させたり。

ゲームもさすがに自作のゲームまでは作れませんでしたが、
なんか無駄に3Dの図形を作ってみたりしていました。
ランダムで数値と色を変えながら線や四角形をたくさんかくだけでなんか綺麗!とか。

さて、そんなMSX期。何を隠そう、我が家で所有していた訳ではなく。
兄が、友人から借りていたものであって…。
当然、返却する日がやってきます。
それは、ほんと唐突に訪れ。
数々頑張って入力してきたデータやゲームと共に(多分2年くらい)我が家にあったMSXは返却され…。

次の、PC-98期までもんもんとした日々(大げさ)を過ごすのでした…。

つづく。