木曜日, 5月 24, 2007

直流機の問題の補足。

ここの補足です。
手書きも参照ですが(たいした事は書いてない)…。

・直流電動機の回転速度の式は、手書き参照で。
ようは端子電圧や電機子抵抗には比例的、
界磁には反比例的になる式です。

よって、電動機の速度を変えるには、端子電圧、巻線抵抗、磁束、
のうちいずれか、またはそれらの組合せを組み合わせて行う。
界磁を一定にして端子電圧を変化→電圧制御法
界磁を一定にして巻線抵抗を変化→抵抗制御法
界磁を変化→界磁制御法
という。

・他励電動機の電圧制御
この方式は、端子電圧を替える可変電圧電源を必要とするが、
零から徐々に電圧を上げて円滑な始動が容易であり、電圧を正逆して、正転・逆転を容易に行え、
運転効率が高く、回生制動も可能であるなどの特徴がある。

一般に可変電圧源を用いた速度制御方式として、
専用の発電機を設け、その電圧を変化させて制御を行う、ワードレオナード方式が使用されるが、
最近では発電機の代わりに整流素子としてサイリスタを用いた、
サイリスタレオナード方式が広く用いられている。
↑実情的にはワードレオナードは現在ほぼ皆無な気がします。

・直巻電動機の電圧制御
直巻き電動機においても他励電動機と同じように、可変電圧制御を行う場合がある。
チョッパ制御は、その例である。
この場合、電流脈動が大きい為、整流および温度上昇に注意を払う必要があるが、
無段階の連続速度制御ができ、運転効率も良く、また、回生制動も可能である。


ここで、回生制動って出てきてますが…、これは、電動機を発電機に見たて、
発電電力(電流)を抵抗(など)で消費させる事でブレーキをかけるもの。

という説明で、大きくは間違ってないはず…。電気的な、ブレーキと思えばいいはずです。

今日は、以上!