月曜日, 7月 30, 2007

また、法規。需要場所の保守。3問。補足。

ここの補足、です。

問4 絶縁抵抗計を用いて絶縁測定を行う上での注意事項

【解説】
測定する回路の電圧によって使用する絶縁抵抗計が定められている。低圧回路の絶縁抵抗値は電気設備技術基準により、次のように定められている。

300V以下で対地電圧(接地式電路においては電線と大地との間の電圧、非接地式電路においては電線間の電圧をいう、以下同じ)が150V以下の場合…0.1MΩ

300V以下で、その他の場合…0.2MΩ

300Vを超えるもの…0.4MΩ

問5 発電設備の非破壊検査方法

【解説】
構造物の非破壊試験には、超音波探傷試験、放射線透過試験、磁粉探傷試験及び浸透探傷試験などがありJISに47試験の規格が定められている。

問6 変圧器及びそれに接続された電路の絶縁耐力試験を行う場合の注意事項

【解説】
試験回路に避雷器等が接続されていると、試験電圧で放電する場合があるので、解釈第18条に変圧器の試験とは別の規格が示されているので、これらを切り放して絶縁耐力試験を行わなければならない。

以上、です。