月曜日, 11月 19, 2007

OHM二次試験対策より電力管理、問9.10の補足。

ここの補足、です。
問題文、解答内容については、ここ参照で。

問9
【解説】
最閉路とは…。
自分的解釈ですが。
故障は、本来絶縁されている区間・空間にアークが走ることによる相間短絡や地絡、である。わかりやすい例が、雷ですね。落雷により、地絡が発生する、と。後は、電流生切りによるアーク発生・相間短絡とか。

ただ、それら短絡・地絡故障は、逆に言うとアークさえ消滅すれば故障は継続しない。
ここで、電気に限らず、物理性質として、現在のエネルギーを維持する方向に力は働きやすいので、一度破壊された絶縁、アークは、簡単には消えない。なので、発生源となる遮断器を一度開放することで無電源とし、アークを消滅させる。

その後、外的要因による絶縁破壊であれば、要因が排除(雷とか)されれば、健全である可能性が高いので、最閉路を試みる、とうことと解釈しています。

その速度や方式についての説明が、本問であると思います。

問10
【解説】
これは以前にもやった類の問題かなぁ、と思いますが…。
予備力は、時間軸に従って、日単位の需要変動、時間単位の需要変動、分、秒単位の需要変動に対する予備力に分けられる、と考えればよいと思います。

事 業所などで時間帯別契約を結んでいれば、それからも想像が付くと思われますが、日単位→夏場/冬場は冷暖房により電力需要が多い、盆、正月は企業が休むた め電力需要が少ない、など、季節要因などによる電力変動。時間単位とは、一日の中で簡単にいうと夜間の方が昼間よりも電力需要は少ないのは明白、など。さ らに、秒/分単位にとなると、故障による発電機脱落などによる電力変動が考えられる。

それらに対する対応、例などが本問である。

以上です。