日曜日, 4月 20, 2008

07年機械制御 問4(補足)

ここの補足、です。

問題文、解答内容については、ここ参照で。

問4

【解説】
制御系の問題。時間はかかるけど、計算力さえあれば求める事はできます。後は、求めるプロセスを軽減するために、いかに覚えるか?がポイントになると思います。

例 えば、僕の解き方は、入力から出力まで、各ポイントで入出力の関係を式で表し、それをつなげて行って設問の答えを導くようにしています。が、これでは膨大 に時間がかかる(場合が多い)ので、非効率で、悪い例。やっぱり、例えばフィードバック系の一般系など、ある程度覚えていて、「この形のブロック線図な ら、こう」のように式を導けた方が良いと思います。

(1)ポイントは、外乱は時間関数で与えられている事。時間関数である、2tを、ラプ ラス変換すると、2/s^2であるから、これを加味して求めれば良い。後は、定常偏差は、ラプラスの最終値の定理(だっけ?)を使って、時間領域でtの無 限大極限を求めるか(現実的には)ラプラス領域でsを乗じたものに、s→0の極限を求めるか、です。

(2)まずは、入出力の関係(伝達関数)を求め、これの一般形と比較。一般形は固有角周波数ωと減衰係数ζがあるため、求めた伝達関数の係数から、これらの定数を算出することができる。

後は、ここまえと同様のプロセスを用いて、代入する関数を変えて解けばさほど問題なし。

本番では(見てたのに)定常偏差の求め方が頭からすっぽ〜ん、と抜けてしまい…。惨敗でしたよ…。



今日は、こんなところです。