日曜日, 4月 22, 2007

オペアンプ・積分回路の問題(補足)

ここの補足です。

オペアンプは、入力電圧(+端子と-端子の電位差)をある増幅するもので、理想的には利得は∞。
で、回路自体の入出力電圧比は入力抵抗・帰還抵抗による分圧から求められ、
各近似を使うと、
Vo=-Rf/Ro × Vi
となる。(反転増幅回路→+端子が設置の場合)

非反転増幅回路で、-端子が接地の場合は
Vo=(1+Rf/Ro) Vi
となります。

これは、覚えておいた方がいいよなぁ。

それと、積分回路を解く時の話。
ラプラス領域では、変数Sというのは周波数成分(変化分という表現?)を表し、しかも虚数領域となる。
これから考えると、インピーダンス、1/jωCをの中で、jω=Sとするとラプラス領域と考えられる。
(というか、コンデンサの、電圧変化に対するインピーダンスをSCと表せる、って事かな)

これから、積分回路を考えると(手書きも参照)…、
帰還(インピーダンス)がZ=1/SCの時、
反転増幅なので、Vo=-(Z/R)×Vi=-(1/SCR)×Vi
となる。
これを逆ラプラス変換すると、1/Sは時間領域では積分を表すので、
Vo=-(1/CR)×∫Vi dt
となる。

って感じです。

微分回路は、このRとCを入れ替えると、ラプラス領域で結局Sが分子に来る事になり、
ラプラス領域でS倍→時間領域では微分、という事になる、らしい。

以上です。