月曜日, 5月 07, 2007

誘導機、特性試験に関する…、補足。

ここの補足です。

円線図について、詳細(けっこう割愛してるけど)は手書き(見辛い)を参照いただくとして…。
これもきっちり等価回路が頭に入っていて、計算力さえあれば円線図は書けます。

が、その計算はあんま意味ないかも…。

で、この解説で一つ疑問があって、それに対しての自己解決を紹介。
と、いうのも、円線図上(図でいう、(c)の円線図)に、点Sがとってあり、
これからx軸に向かって垂線が下りていて。
これに、r2、r1(Sからr2だけ下ろした点をmとしている)という値が設定してあるんだけど…。

r2、r1っていうのが解説に出てこない!
が、考えてみた結果…、
・この円線図はまず、ベクトル軌跡を求める、に、当たってy軸に対して下向き、第4象現の半円。
・これを、反時計方向に90度回転させたもの。
この線上で、Sを0~1まで変化させるとすると、S=1の時を、線上S点としてとっている。
(つまり、拘束試験の状態なんですね)
この時、二次抵抗r2/s=r2となる。
・上記の通り、軸は90度回転しているので、縦軸上向きに実部、つまり抵抗分が取られるので…、
S=1の点として、この実部がr2:r1に分かれる(というか、分けた点m)を考え、
そこに円の左端、Nとを結んだ線も考えなければならない。
(結果、これによって銅損部分が一次、二次に分割できることになるわけですね)

という事で、円線図。ベクトル軌跡かければOKかとは思うんだけど…、
やっぱ円線図の特性として覚えた方がいいような気がしますな。

この機械の勉強は、二次試験向け、と思うときっちりマスターすべきなんでしょうね。

手書きは明日にでも。← 完了!