土曜日, 4月 12, 2008

07年電力管理 問6(補足)

ここの補足、です。
問題文、解答内容については、ここ参照で。

問6
【解説】
文章題です。比較的簡単な部類、でしょうか…。きっちり答えられた自信はありませんが…。

短絡容量の問題。短絡容量は、短絡インピーダンスの逆比。インピーダンスが小さいと言うことは、電流は多く流れる、という認識でOKかと思われます。
短絡容量増大の要因についても、インピーダンスが小さくなる要因、と言うことで考えれば、同程度のインピーダンスを持った機器であれば、並列回路数が増えるに従ってインピーダンスは減少していく、のように考えれば覚えやすいんじゃないか?と思います。

問題は、電流が増えることに起因する事のみ考えれば良いようです(標準解答によると)。遮断容量が不足する事であったり、誘導障害であったり。保護協調に関することは、自分的にはノーマークでしたが、言われてみれば確かに、です。

対 策は、遮断容量のバージョンアップは当然のこと、短絡容量抑制(=短絡インピーダンス増加)対策が必要となります。限流リアクトルは勿論、高インピーダン スの機器採用も挙げられます。あと、自分的には、系統の見直しとかも考えちゃいますが、それは工場内(需要家内)での感覚であって、電力会社対需要家で考 えると簡単じゃないんでしょうね。工場内だけでも、簡単じゃないのでしょうけど。

今日は、こんなところです。