ここの補足です。照明、というか、照度とかの問題。
「立体投射角の法則」について、軽く触れてみます。
手書き図のような図で、垂直に光が入射するのではなく、斜めに入射する場合を考える。
光源の微小面積dSをとり、この微小面積の法線とP点方向のなす角をθとすると、P方向の高度Iは、
I=L×dS×cosθ
この微小光源とP点との距離をlとすると、P点の水平面照度dEhは、
ランベルトの余弦の法則、距離逆2乗の法則から、
dEh=dEh cosβ=LdS cosθ ・cosβ/l^2 (2)
次に、P点から半径1mの単位球を描き、光源の微小面積dSとP点とでできる錐体によって、
単位球上に切り取られる面積をdS'とすると、立体角の定義から、
dω=dS cosθ/l^2=dS'/l^2=dS' (3)
(2)式を(3)式に代入して、
dEh=L cosβdω=L cosβdS' (4)
さらに、dS'を点Pを含む平面への正射影面積dS''とすると、
dS''=dS' cosβ (5)
となる。よって、(4)、(5)式から、
dEh=L cosβdS'=L cosβ×dS''/cosβ=LdS'' (6)
となる。よって、面光源SによるP点の水平面照度は、(6)式を積分して、
Eh=∫sLdS''=LS'' (7)
となる。
つまり、P点の水平面照度は、単位球上の立体角dωの正射影面積を求めることにより得られるので、
(7)式を立体角投射の法則という。
正直、「専門外だもの」感が漂い、よくわかりませんが…。
図形が読み解ければなんとなくわかるのかもしれません。
メイン及び手書きに各値(単位)の相互関係などを書きたいと思います。
後は、こういうとこ参照ですかねぇ…。
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