ここの補足です。
問190
蛍 光ランプの寿命は、定格値より高い場合はフィラメントからの電子放射が増大し寿命短縮の原因となるが、低い場合にも放電開始に至るプロセスでフィラメント が損傷を受け、やはり寿命短縮となる。なお、白熱電球の場合は電圧に応じて寿命が変化する(定格より低くなると寿命が長くなる)
問191
ランプの輝度L(cd/m^2)は光度I(cd)の面積密度であるから、ランプの見かけの面積(正射影面積)Aを求め、L=I/Aにて算出できる。
なお、直管型ランプは円筒状であるため、表面積は2π×半径×管長となるが、ここで問題となる見かけの面積Aの場合は、管径×管長で求めればよい。
→正射影面積は、ランプの形状に係らず表面がどんな形か、で考えればいいらしい。
問192
題意による透過率τ=0.6の完全拡散性半透明板の場合、裏側へは照度をτ倍だけ透過させる、と考えればよいらしい。
あとは、輝度Lと照度Eの関係は、
L=E/π
ということのようです。
問193
光源A,Bの配光は等しいので、一方の光源Aによる照度を2倍にすればよい。
題意から、照度計を光源Aに向け…、という事は、Aのみによる純粋な照度が測定されている。問ではP点での水平面照度→垂直成分を求めたい。
垂直成分は、図(手書き)から考えると、照度×cos 60°であることがわかる。
(光源とその垂直線上の地面、点Pを結ぶ三角形は、角度30°、60°、90°の直角三角形である事は明白)
よって、Aによる照度の垂直成分は、Ea×1/2となる。
後はこれを2倍すればよい。
以上。
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