ここの補足、です。
問題文、解答内容については、ここ参照で。
問1
【解説】
考え方としては、系統母線、発電機、負荷が、それぞれ短絡時には短絡電流を供給する電源になる、と考え、なおかつ重ね合わせの理を使ってる、で良いと思います。つまり、A点では系統母線Aから供給される短絡電流Ia、B点では発電機から供給される短絡電流Ib、C点では負荷系統より供給される短絡電流Icを考え、その後に最大値を検討しています。
最大値を検討とは、A点では、Iaと、Ib+Icとの比較。同様に、B、C点でも比較を行い、最終目的は短絡電流に対する強度検討なので、大きい方の値を採用します。
ここで、何故総和じゃないのか?という疑問もありますが…。多分、流入方向、流出方向とかの関係か?
という気がします(キルヒホッフの電流則から考えても)。
参考程度に、二つ目の図のように、インピーダンスマップ的に考えてみたのですが…。上記の個別電流検討は勿論うまく行ってるのですが、総合インピーダンスで考えた場合に「?」となっています。この辺りの検討が今後の課題でしょうか…。業務にも直結しますしね。
意見を募集中。
こんな所かな。
以上です。
|