水曜日, 6月 13, 2007

法規の練習問題、5問中、2問(補足)

ここの補足です。
問1 事業用電気工作物
事業用工作物の保安体制は、大きく分けて国の直接監督によるものと自主保安体勢によるものとがある。
この問題は、後者に関するものであり、
1.技術基準の維持義務
2.保安規程の作成・遵守
3.主任技術者の選任・届出
4.定期自主検査
からなっている。
(電気事業法第39条「事業用電気工作物の維持」、第42条「保安規程」、第43条「主任技術者」他参照)
問2 高圧および特別高圧電路の避雷器の施設
電技解釈第41条「避雷器の施設」からの問題。
送配電線の必要な箇所に避雷器を設置して、雷電圧を低減し、
機器の絶縁破壊などを防止するよう規定された物である。
必要箇所としては、「下記に掲げる箇所」(問題文中のa~d)、または
「これに近接する箇所」であり、後者は、避雷器の設置位置が、
被保護危機の絶縁強度、配置関係、重要度などにより一概に定まらない事に対応して規定されている物である。