ここの補足、です。
問題文、解答内容については、ここ参照で。
電力変換装置 問2
【解説】
インバータおよびコンバータを応用した回路として、スイッチングレギュレータがある。スイッチンギュレータは、図3に示すように、入力された直流をインバータで商用周波数よりも高い周波数の所定電圧の交流に変換した後、コンバータで再び直流に変換して一定電圧の直流を出力する装置である。なお、入力が交流の場合は、図4に示すように前段のコンバータでいったん直流に変換した後、インバータで交流を得てから後段のコンバータで直流に変換する。
スイッチングレギュレータのインバータは、商用周波数よりも高い周波数の交流を発生させている。具体的には、インバータを構成する素子にIGBTを用いた場合、スイッチング周波数は15~20kHz程度が用いられている。
プッシュプルコンバータは、図5に示すように2つのトランジスタを交互に動作(プッシュプル動作)させることによって得られる交流を変圧器に与えている。このコンバータは、部品点数が多く、もっぱら500W以上の中容量の安定化電源装置に適用されている。
スイッチングレギュレータには、その他フライバックコンバータ、フォワードコンバータおよびフルブリッジコンバータなどがある。
以上です。
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